pico TNC

アマチュア無線

 先日アマチュア衛星について調べていたところ、パケット通信(AX25)が使われているものもあることが分かりました。そういえば、どれくらい普及しているのか詳しく知りませんが、APRSなんていうのもパケット通信を利用したシステムですね。昔、1990年頃、インターネットや電子メールが普及する前は、私もパケット通信を利用してパケットクラスターなどを運用したりしていたものですが、近頃は、あのピーとかギャーという音を聞く機会が少なくなりました。

 ラズパイpicoで色んなものを製作してきて、中々コスパの良いボードだと思っているので、誰かこのボードでTNCを作っている人は居ないかなぁと思って探したところ、正にビンゴ!!ドンピシャのものを公開している方がいらっしゃいました。それも日本人(JN1DFF)なので、日本語での説明もありました。TNCを構成するための回路図やソースコード、バイナリなどがGithubで公開されています

 少し興味があったので、無線機には接続せずに、ラズパイpicoだけで簡単なテストをしてみました。ハードウェアとして用意したのは、ブレッドボードにラズパイpicoを載せてUSBケーブルでPCに接続しただけです。PTT信号とASK信号をオシロスコープで観測して、送信できている様子を確認しました。受信機能については未確認です。

 バイナリ(uf2形式)をラズパイpicoに書き込んで、デバイスマネージャでUSBシリアルポートがどのCOMポートに割り当てられているのかを確認し、TeraTermをコンソールとして接続しました。HELPコマンドに応答することで、動作確認できます。パケットを送信するには、mycallとunprotoコマンドで自局と相手局のIDを設定して、conコマンドで会話モードにした後、適当な文字列を入力してリターンキーを押せばパケットが送信されます。

 1990年頃には、TNCの販売価格は3万円前後だったと記憶しています。とても安価に、しかも簡単に製作できてFBです。衛星通信をAPRSをやろうと思った時に役立ちそうです。

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